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統合失調症になると目つきが違ってくる?

統合失調症になると目つきが違ってくるという事はよくいわれています。
フィクションの世界では、統合失調症のような精神疾患の患者は目の焦点が合っていないような虚ろな目で表現されます。
それは本当の事なのでしょうか?

1.目の動きがぎこちない

一般的に統合失調症になると、目の動きがぎこちなくなるといわれています。

例えば何処を見ていいのかわからずに、一点に集中して見てしまいます。
そして、普通の人ならば気にならないような事に過敏に反応して眼球が動いたり、人によっては常に目線が動いていたり、不自然な目の動きが目立つようになります。

また、目のスピードに関しても普通とは少し異なり、不自然な感じになる事が多いそうです。

ただ、統合失調症の人の全てがそうなるとは限りません。
また、一般的によく人間観察を行っているような人しかわからない微細な変化である場合もあります。

一ついえるのは、目の動きだけでは統合失調症の診断ができないという事です。

目を見れば全てがわかるというような事をフィクションではよくいっていますが、そんな事はありません。
やはり、目だけではわからない事がいっぱいあります。

2.目つきが悪くなる

統合失調症によって目つきが悪くなるというのは、考えられる事です。

これは統合失調症ではなくとも、全ての事にいえるのですが、人生が辛いとやはり目つきが悪くなります。
濁った目になってきます。
普通ではない経験をしている人ならば、そうした目つきの悪さというのも出てきてしまうのです。

また、統合失調症は妄想により人から攻撃されていると思い込んでいる人もいます。
そうした人は常時、戦場にいるようなものですので、攻撃的に周りを見ています。
そのため、目つきが悪くなる事もあります。
ただ、妄想によって心が折れてしまって、虚ろな目つきになる人もいますので、一概に目つきが悪くなるとはいえません。

統合失調症の幻聴も目つきに関わってきます。
幻聴が聞こえてくると、それに反応して、目つきも変わってきます。
妄想と同じように、攻撃態勢になってしまうのですね。

3.全体として違和感のある感じに

統合失調症の人は全体として違和感があります。
雰囲気が普通の人とは違います。
普通に社会に溶け込んでいるという事はあまりありません。
それは何故かというと、やはり物をいわなくてもわかってしまうからです。

それは目つきだけが問題ではありません。
挙動不審な行動や、思考回路の異変、言動の違和感など様々な要素が重なって、全体として違和感を出してしまうのです。

統合失調症の人は普通の人ではありません。
やはり、そこは間違いのない事実なのです。

普通に生きようと、周りに合わせて、生きる事は難しいです。

ただ、それができないという事はありません。
雰囲気が違っても、それを個性として認めてもらえるような職場であるのならば、そうした違いを認めてもらいながら、社会に溶け込む事もできます。
それでも、社会に溶け込んだ後、耐え切れなくなる事もありますので、最初から障碍者枠で雇用してもらうなどの配慮をする事も必要になってきます。

雰囲気というのは、怖いものです。

ただ、生きているだけで相手に何かしらのメッセージを与えてしまいます。
それはどんなに気をつけても変わりません。
気をつけようがないのです。

だからこそ、自分を変えて、雰囲気を変える努力も必要になってきます。

最後に

人は生き方が目に出てきます。
ただ、目を見るだけで全てがわかるわけではありません。
そんな千里眼のような能力を持った人はいません。
ただ、目つきというのは、一定数、心証に影響を与えるものです。
統合失調症になってしまったら、自分の目を少し見てみるのもいいかもしれません。

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