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アルツハイマーを予防する7つのポイントを紹介します!

日本のアルツハイマー病の患者は推定100万人と言われれています。
アルツハイマー病は脳こうそくなど脳血管疾患と並ぶ認知症の代表的疾患とされています。

アルツハイマー型認知症は高齢者ほどその発症率は高いと言われていました。
しかし、近年では若年性アルツハイマーにかかる人も増えており年齢に関係なく発症する病となりました。

年々増え続けているアルツハイマー型認知症は患者本人がつらいだけでなく、介護者の負担も大きい疾患といわれています。

アルツハイマー型認知症は、初期症状の段階で気づき、早期治療をすることで病気の進行を抑えることができますから、早期発見が一番重要です。

ごく初期の症状は、日常的にもよくある症状であるため家族や本人でさえも気がつかないほどです。

ちょっとした人格の変化や、不安、抑うつ、睡眠障害や幻視妄想などといった症状がそうです。

  • 人や物の名前が思い出せない
  • 新しいことを覚えられない
  • 同じことを何度も聞く
  • 家事の段取りが悪くなる
  • どこに物を置いたか忘れる
  • 同じ道を間違えたる
  • 駅で切符が買えない

上記の初期症状もあります。

病気の進行を抑えるだけでなく、本物のアルツハイマーへの移行を止めるためにも早期発見・早期治療が何よりも大切なのです。

看護師
アルツハイマーへの移行を止めるためには、早期発見・早期治療!

アルツハイマー型認知症と2型糖尿病

2型糖尿病の患者さんはアルツハイマー型認知症になる危険性が通常の人と比べて2倍も高いそうです。

この2つの病の間には食生活が関係していると考えられあるポイントを抑えた食生活を送ることで「軽度認知障害」を改善することが出来ると言われています。

乳製品や大豆製品、野菜を多く食べることで発症リスクを低下させることも分かっているそうです。

野菜
やはり、アルツハイマーだけでなく野菜はどんな病気にも大切です

アルツハイマー型認知症の原因

アルツハイマー病は、脳の中に老廃物である「アミロイドβ(ベータ)」という物質が溜まることで脳が萎縮して起こる病気です。

そのため、原因物質となるアミロイドβを溜めないようにすることでアルツハイマー病を予防することが可能ではないかという新しい見解が注目されています。

アルツハイマー病の原因となるアミロイドβを分解するのは「インスリン分解酵素」というものです。

この酵素が正常に働けば体内にアミロイドβが溜まることはありません。
しかし、血液中のインスリンが増えすぎるとインスリン分解酵素の働きが低下してアミロイドβが溜まり始めます。

インスリンが過剰に分泌しないように血糖値コントロールすることでアミロイドβを破壊する余裕がでてくるというわけです。

体内のインスリンが多い人

体内でインスリンが増えすぎるとアルツハイマーになる確率が高まるそうです。

インスリンが多いと言われているのは以下の方々です。
  • 2型糖尿病
  • 糖尿病予備軍
  • 肥満
  • 運動不足

早い人では40代からアミロイドβが体内に溜まり始めるそうなので普段の生活の中では中年太りを避けることが重要です。

そうすることで糖尿病などの生活習慣病だけけでなくアルツハイマー病予防にもつながります。

アルツハイマーの予防と食事の関係

インスリンが増える大きな原因は炭水化物にあります。
炭水化物の重ね食いや、高脂肪な食生活は改めましょう。
また、和食がいい洋食がいいというわけではなく、あくまでも炭水化物が問題ですので白米とうどんといった炭水化物の組み合わせは良くありません。
代わりに野菜や魚といったおかずを増やせば、空腹感も満たせます。

1日1回以上、魚介類を食べる人に比べ、ほとんど食べない人はアルツハイマー型認知症の危険が5.29倍になるという結果も出ているそうです。
これは魚に含まれているEPAやDHAによるものと考えられています。

野菜
魚に含まれているEPAやDHAがアルツハイマーの予防になるかも!?

アルツハイマーの予防と料理の関係

料理を作る際は献立や必要な食材を考え、調理中にもあれこれと頭を使います。
そのため、脳を活性化させる効果がありアルツハイマー病の予防に効果的です。

調理は準備をする・手順を考えてその通りに進行するなど、頭を動かす要素がとても多いのでアルツハイマー予防に非常に効果的だそうです。

慣れてくると違うメニューを試してみたり、アレンジを加えてオリジナルメニューを作る楽しさもあります。

料理
料理は脳を活性化させる効果があるので、アルツハイマーに効果的です

アルツハイマーの予防と有酸素運動の関係

日ごろから歩くように心がけ、寝たきりにならないようにすることが必要です。

歩行の際は、正しい姿勢で転倒しないように焦らず歩くようにするのが良いです。

歩くことに限らず、運動は頭に適度な刺激を与え、血管の動脈硬化を予防する効果もあるので手をよく使うなど、歩行以外にも適度な全身運動が普段から行うことが重要です。

ジョギングや体操なども有酸素運動も脳を活性化させる効果があります。
楽しく続けられることが大事ですので、無理のない範囲で取り組んでみましょう。

ジョギング
有酸素運動も脳を活性化させる効果があるので、アルツハイマーに効果的です

アルツハイマーの予防と短時間の昼寝の関係

30分以内の昼寝は認知症予防に効果があるという報告があります。
長時間眠ってしまうと 夜の睡眠の妨げになり逆効果になってしまうそうなので短時間の睡眠に留めることがポイントです。

アルツハイマーの予防「クルクミンの効果」

クルクミンとは、ポリフェノールの一種です。
カレー粉の主要スパイスであるターメリック(ウコン)に含まれる黄色色素。ウコン茶、カレー粉などに多く含まれます。

肝機能を改善・回復させる働きをもつほか、解毒作用、胆汁分泌促進、抗酸化作用、老化防止、抗がん作用、殺菌作用による胃炎の抑制などの作用があります。

インド人は、米国人と比較してアルツハイマー病発症率が、 なんと4分の1程度なのだそうです。

カレーに必要不可欠なスパイス、ウコン。そのウコンに含まれる色素成分「クルクミン」がアルツハイマー病の原因となる物質の生成を防ぐ効果があると、研究されているそうです。

アルツハイマー病は、脳内で「アミロイドβ(ベータ)」という物質が神経細胞を殺してしまうために、痴呆がおこります。

研究チームによると、「アミロイドβ(ベータ)」を含む溶液にクルクミンを加えると、神経細胞が守られることを確認されました。

これは、赤ワインに含まれるポリフェノールや、ハーブのローズマリーでも同様の効果が得られるそうです。

これは、カレーを食べ続ければいいのではなく定期的に食べると効果的ということだと思います。
週一回はカレー曜日にしてみてはいかがでしょうか?

また、オリーブオイルも同様の効果があると近年言われているそうです。

その他の予防

ワインの摂取頻度

ワインほとんどワインを飲まない人を100%とすると、週に1回以上飲む人の危険度は50%に減るそうです。
これは赤ワインに含まれるポリフェノールによるもの

酒(種類は問わない)摂取頻度

ほとんど酒を飲まない人を100%とすると、週に1回以上飲む人の危険度は68%に減るそうです。

知的行動習慣

本を読む習慣の無い人を100%とすると、本を読む習慣のある人の危険度は65%に減り同じくチェスなどのゲームをする習慣のある人、楽器などを演奏する習慣のある人の危険度は20~30%に減るそうです。

対人接触頻度

一人暮らしで引きこもりの人など、対人接触が乏しい人は、アルツハイマー型認知症の発症率が8倍高くなると報告されているそうです。

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