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偏頭痛の前兆現象『目の前がチカチカする目眩』の対処方法

あれは今を去る事30年以上昔の事。

居酒屋などで四方山話に花を咲かせているとき、その発言内容が余りに地味だったり、救いようのない話だったりすると、必ず誰か一人か二人が「くっらー」と言って目眩に襲われたような動作をする者がいました。

当時は「ネアカ・ネクラ」という言葉が一世を風靡しており、無論誰もが明るい方を希求し、暗い方を唾棄し、不当に貶めていました。

「暗い」と言うのが立派な悪口として通用していた時代だったのです。

とは言え、この目眩というものは馬鹿にしたものではありません。

と言うのも、目眩は現代の日本においては現代病のククリの範疇に入っており、日本人の10人に1人は一生のうちで経験する症状なのです。

その種類としては、症状別に…

  • 浮遊性目眩:フワフワ・フラフラする目眩
  • 回転性目眩:目の前がグルグルと回転してしまう目眩
  • 眼前暗黒感(立ちくらみ)目眩:急に立ち上がったときに感じる目眩
上記のように分類されます。
眩暈

また、それぞれの原因として…

  • 浮遊性目眩は中枢神経・自律神経系の失調が上げられます。
  • 回転性目眩は耳(内耳・前庭神経)の炎症・メニエール病(三半規管の異常)が上げられます。
  • 眼前暗黒感目眩は循環器系の異常、自律神経系の失調などが上げられます。

また、上記の目眩の原因を探るべく病院で検査しても確たる原因を発見できない場合は「心因性目眩」と言われます。
要するに「気のせい」と言うやつです。
ですが、自律神経失調が原因の目眩は検査から漏れる事が多く、また、医師には知識以外の病気が原因の事がありますので、セカンドオピニオンでは足りず複数の病院を渡り歩く覚悟が必要です。

さて、目の前がチカチカする目眩は中枢神経に関係する原因の可能性があります。

と言うのも、「目の前がチカチカする目眩」と表現される症状は偏頭痛の前兆現象である閃輝暗点あ(閃輝暗点)である事が圧倒的に多いのです。

この閃輝暗点は一言で言えば視覚障害です。

  • 突然視野の真ん中あたりに、太陽を直視した後の残像のようなキラキラした点があらわれる。
  • 視界の一部がユラユラ動き出し、物がゆがんで見える。
  • 目の前が真っ暗になったり、見えづらくなる。

上記の症状が報告されています。

ただ、それは閃輝暗点の前半にすぎず…

  • ドーナツ状にキラキラ光るギザギザしたガラス片、ノコギリの縁のようなもの
  • ジグザグ光線のような幾何学模様がチカチカしながら視野全体に広がる光の帯

上記のような後半戦が押し寄せてきます。

そしてこれら閃光と暗転は5分~40分で視野の外へ消えて行き、終熄します。

あくまで、前兆現象が終わっただけの話で、その後には引き続き猛烈な痛みと吐き気・嘔吐が襲ってきます。
偏頭痛です。

ですので、この症状が出たら可及的に速やかに偏頭痛に対する準備行動に入る事を考慮しておくのが賢明です。
偏頭痛の予防薬を服用したり、偏頭痛の痛みによって何もできない状態になる前の準備行動や、関係者各位に連絡をしたり等々、やらなくてはならない事を列挙したtodoリストを作って携帯やスマホに仕込んでおく事も有効です。

また、初めてこの閃輝暗点が症状として出てしまった場合は、早急に病院で診察を受ける事をお勧めします。
それも眼科と神経内科の連絡がキチンと取れている総合病院でCT(コンピュータ断層撮影法)やMRI(核磁気共鳴画像法)による精密検査を受診する事を特に強くお勧めします。
と言うのも、まれに偏頭痛をともなわない閃輝暗点というのもあって、それは脳梗塞・脳動脈奇形・血栓による脳循環障害である事が多いからです。

頭痛外来に訪れるのはそれからでも遅くはありません。

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『偏頭痛はある程度専門的な治療にかかる必要がある』とこのサイトで述べていますが、実は偏頭痛を和らげる商品が出ているのも事実です。
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皆様の偏頭痛が少しでも和らぎますように。

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