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統合失調症を放置してしまうと…。

統合失調症に関しては自然治癒の可能性は略、在り得ません。
又本人主観による治療及び評価する方法は前例がありません。
精神科に於ける治療放棄は概ね症状の悪化と慢性化を示唆します。
加えて陽性症状罹患者の場合、暴力を伴う重度の妄想・幻聴症状やREM睡眠障害、認知障害等の放置は家族及び周囲には突発的な危害が及ぶケースも想定されます。
陰性症状の罹患者の長期間放置は社会生活や日常生活の乱れの常態化し、尚も放置すると対人恐怖、非衛生的感覚の欠如など現れ、人格荒廃の様な『無為自閉』にまで至ります。
この無為自閉が長期間に及ぶと社会復帰が極めて困難が伴います。
特に比較的症状進行の早い若年層の場合は早期治療が望まれます。

無為自閉の症状例

  • ①仕事・家事・趣味・趣向への一切無関心な状態。
  • ②ゴミ出し・整理整頓を出来なく成り、部屋はゴミ屋敷化する。
  • ③化粧や衛生面への趣向が無く成った状態。
    又は常識の範疇から逸脱した服装や化粧をするケースもある。
    髪型や身なりへの関心を失う。
    風呂やシャワーを嫌う。
  • ④自発的な他者との接触は回避する様な状態。
  • ⑤会話内容が解体状態、又は無返答で意思疎通を取る為に困難が伴う。
  • ⑥空笑い症状が現れる。
    笑い方が異様 又は相応しくない時や場所で突発的に笑い出す。

被害妄想

関係被害や注察念慮など引起す妄想・幻聴などは統合失調症の主な症状です。
総じてそれらの症状を統合失調症の陽性症状と呼ばれますが妄想・幻聴は統合失調症以外でも発症します。
例えばパニック障害の重症化に至っても同症状が一部発症します。
妄想・幻聴以外の症状として、空笑いや独語(幻聴に対してブツブツと対話する症状)もあります。

罹患者が被る罵詈雑言は周囲の客観的視点からは幻聴に過ぎず、誰も真摯に罹患者の問題に向き合いません。

但し罹患者本人にとっては《現実的に神経疲労を促す苦痛以外の何ものでも無い》事から家族や周囲が精神疾患理屈を逐次説得しても回復は望めません。
むしろ家族や周囲を注察している対象として悪意の対象にされてしまう事も在り得ます。
正直に根気良く(感情的にならず)本人を専門医に診てもらう様、勧める事に尽きます。

妄想・幻聴を誘発し易い場所

幻聴が発症し易い環境とは、未見識な人の集まりで絶えまない談笑が満ちあふれた空間でザワザワしている様な場所が該当します。
会話内容は明確に精査できないが、言葉の断片や批評的な意味の単語が偶々、耳に入る時にその単語は自らに向けられた批評・嘲笑として認知され耐性の限度を超過すると、ストレスの蓄積が重なり身体的な拒否反応(冷や汗、悪寒、偏頭痛、疲労感、過呼吸、自律神経失調、動悸などが誘発します)。

適度な音量のBGMや(好奇心を惹く)TVラジオなど流れている場所では比較的リラックスが出来ます。
無音にまで至ると脳内に潜んでいる悪意(過去に体現した記憶と自らの齟齬に対する自己嫌悪を促す)との衝突が繰り返される場合が在ります。
尚、空間火地は開放的及び閉鎖的と言った要素と発病との間に関係しません。

物忘れ

認知障害は能の萎縮(パーキンソン病)、や加齢によるニューロン情報伝達繊維の減少など外科的な要因の他、パニック障害や離人症など症状緩和の為、投与される薬の副作用による事があります。
フラッシュバック抑制の為、伝達物質でもあるドーパミン分泌物質を阻害する事から一部記憶想起に問題を生じるケースがある様です。

目つき

探索眼球運動は自発的に注意すべき事象に焦点を合わせる動作です。
特に統合失調症・陰性症状下に於ける罹患者は自発性・主体性が減退、無為自閉状態である為、探索眼球運動の不活発性の度合いが症状確認の参考にされます。
心の病・屈折(ストレス)が原因で頭痛や消化器官の不具合を誘発させる事と同様、視力低下に反映させるケースもあります。
アルコール中毒なども目の焦点絞り動作にムラが生じます。
緊張型分裂症では体は硬直していながら、手先・足先の小刻みな震え(反復運動)、眼球の忙しい継続的な移動運動の特徴が視られます。

『目は口ほどに物を言う』と謂れがあります。
唯一脳と直結している臓器で白目(胸膜)は脳硬膜と同じ細胞膜です。
又インターフェースは幾重にも連なる毛細血管で全て脳に直結されています。
視神経から脳・筋肉への伝達はウェルニッケ・ブロカース部位で入出力が行われます。
目と脳の配置は高速化が目的で、生存確率を高める事に反映します

側頭葉・上側頭溝 必用な事象に目を移動させる。
探索眼球運動とも表現します。
頭頂間溝 注意・危険回避の為に目を移動させる。
側頭葉・海馬 記憶想起

めまい

統合失調症が原因と成る”めまい”が主症状として発症するケースはありません。
妄想の結果や薬物の影響で空間配置の誤認知など併発して発症する場合は在ります。
又、危篤状態に置かれると脳内麻薬の一種エンドルフェンが分泌され神秘体験を経験する事があると言われています。
空間配置の誤認知で浮遊体験・体脱体験など死後生存説を補完する様な体験をします。

尚、国際的知見DSMでは自律神経失調症に関し今尚、未定義で統合失調症による身体症状として捕えている向きが大きいと言われます。
自立神経失調症とは交換・副交感神経のバランスが崩れる事が主な原因です。
循環器の異常~概ね全ての臓器に至まで影響を与えます。
当然、目(視力)の異常が含まれています。
具体的症例としてドライアイ・疲れ目・涙目・目が開けられない症状・めまい等が挙げられます。
自律神経の乱れの主要因は環境変化・過労によるストレスの他、更年期障害などホルモンバランスの変化などです。

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